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ティーツーリズム<嬉野茶時>を切り口に、嬉野市の農業×観光の未来を考える。スポーツフューチャーセンターうれしの 第1回セッション開催決定!

こんにちは!

先日のスポーツフューチャセンターについての投稿は、ご覧いただけましたでしょうか?

前回のnoteでは、そもそもスポーツフューチャーセンターとはどういった場所なのか、なぜ今スポーツなのか、嬉野市が考えるまちづくりの進め方について書きました。

いよいよスポーツフューチャーセッション、1回目の開催が決定したのです!

初開催となる今回は、「農業」をテーマとして実施します。皆で対話しながら、嬉野の未来に思いを馳せ、これからへのヒントを得たいと思っています。

ぜひ、現地での皆様のご参加をお待ちしております!

何百年と受け継がれる、唯一無二の嬉野三大産業

なぜ、農業なのか...?
と思った方も多いのではないでしょうか。

嬉野で脈々と受け継がれているのが、「嬉野茶」「肥前吉田焼」「温泉」の3つの伝統文化。この伝統を大切にしながらも、時代に合わせた切り口で四季で表現するプロジェクトが、『嬉野茶時』です。これは、嬉野の茶農家と老舗旅館が提案する新たな観光の形であり、『ティーツーリズム』の一種になっています。

ティーツーリズムとは、お茶そのものやお茶の文化を動機にした旅のこと。

普段よりお茶を好む人々は、新たなお茶に出会いたい、作り手と会ってみたい、現地のお水で淹れて飲んでみたいという動機から遠出をすることがあると思います。ティーツーリズムは新たなものではなく、すでに行われているのです。そしてこれをより多くの方々に楽しんでもらおうと、各地の茶農家が独自の体験プログラムを実施しています。嬉野でも、『嬉野茶時』がティーツーリズムの先駆けとして長い歴史とともに歩んできました。かつ、嬉野はお茶だけでなく先述した3つの伝統文化が揃う場所です。嬉野ならではの特別なお茶体験と空間を、ぜひ知っていただきたいと思っています。

嬉野茶:霧深い山々に囲まれた盆地で、澄んだ空気と清らかな水に恵まれた嬉野は、お茶栽培に最適。数百年の歴史と奥深い味わいを伝承しています。

肥前吉田焼:かつて佐賀・長崎にまたがる地域は「肥前」と呼ばれ、現在も多くの窯元が残る陶磁器の産地。飯碗・湯のみ・そば猪口・急須・土瓶が代表的なラインナップ。

嬉野温泉:「日本三大美肌の湯」と称されている嬉野温泉。泉質は、美肌に効果があるといわれる無色透明の「重曹泉」。成分にナトリウムが多く含まれているため、角質化した皮膚をなめらかにし、みずみずしい肌によみがえらせてくれます。

(説明参照:『嬉野茶時』ホームページ)

「西九州観光まちづくりAWARD」で大賞も受賞しているんです!(2022年)

私たちの思いの一方で、まだまだ知っていただけていないのが現状です。嬉野の農業産業も観光産業も、それぞれで取り組むのではなく、強みを掛け合わせて時代に即した新たな提案をすることが求められています。
嬉野の伝統文化をもっと多くの方々に知っていただき、「農業も観光も楽しめる」嬉野をつくっていきたいと思っています。

元サッカー日本代表・石川直宏さん、女子プロレスラー・岩田美香さん参加!

先日スポーツフューチャーセンター開設のnoteの中で、このように書きました。(スポーツを取り入れる理由については、こちら↑のnoteで詳しく書いているのでぜひご覧ください!)

現状を打破するためのスパイスが必要だ...
そして、嬉野の中だけでとどまらない影響力が欠かせない...
そこで注目したのが「スポーツ」でした。

今回はゲストとして、長野・飯綱町で農場を経営する元サッカー日本代表・石川直宏さんや福岡県出身で仙台の「農姫米プロジェクト」に関わる女子プロレスラー・岩田美香さんら、アスリートにもご参加いただきます。

農業と関わるアスリートも交えて、企業・自治体・各組織の皆様で「農業も観光も楽しめる嬉野」を考える機会として開催します。
ぜひ一緒に、嬉野の未来について対話しましょう!

開催概要

主催:嬉野市
問:「農業も観光も楽しめる未来の嬉野の街をつくるために、企業、自治体、各組織がともにできることは?」

【日時】
2023年10月30日(月)15:00〜

【場所】
うれしのまるく 観光・交流施設まるくアイズ

【定員】
15名程度
※応募者多数の場合は、抽選となる可能性もありますので、ご了承ください。

【お申し込み】
お申し込みURL(現地)
※参加の可否については、お申込みいただいたメールアドレス宛に連絡させていただきます。

【登壇者】
・石川直宏
氏(元サッカー日本代表/NAO’s FARM 農場長)

元プロサッカー選手。現役時代は横浜F・マリノス、FC東京に所属。2003年Jリーグ優秀選手賞・フェアプレイ個人賞受賞、2009年Jリーグベストイレブン受賞他。2003年東アジア選手権2003決勝大会で日本代表に初選出され、その後も代表歴多数。2017年現役引退。サポーターとの農業交流イベントにて農業への情熱が芽生え、現在は長野県飯綱町で農場「NAO’s FARM」を経営。活動を通じて、地域とのつながりを強める重要性を感じている。
「NAO’s FARM」:https://naosfarm.mimizuya.co.jp/corn/

・岩田美香 氏(女子プロレスラー/仙台『農姫米』協力制作)

写真提供:センダイガールズプロレスリング株式会社

センダイガールズプロレスリング所属で福岡県出身の女子プロレスラー。仙女入門後わずか3か月で華々しいデビューを飾り、今年でデビュー9年目を迎えた仙女の“蹴撃の美戦士”。2023年9月に行われたタイトルマッチで初の個人ベルトを獲得し王座に就く。また地域密着型の女子プロレス団体として、「GLOBAL」と「LOCAL」を掛け合わせた「GLOCAL」をコンセプトとし、宮城県から世界に向けて女性の強さを発信し続けている。取材記事:「デビュー戦はアジャ・コングさん」プロレスラー岩田美香「怪我から看板スターまでの復活劇」

北川健太 氏(旅館大村屋 代表取締役)

佐賀県嬉野市出身/在住。嬉野温泉で一番古い歴史を持つ老舗旅館に生まれる。ホテルのプロデュース会社に就職後、2008年に24歳で15代目に就任。「スリッパ温泉卓球大会」をはじめ「嬉野ディスクジョッキー実業団」「嬉野温泉 暮らし観光案内所」「嬉野茶時」など嬉野温泉でワクワクする企画を多数手掛けている。17年夏より「湯上りを音楽と本で楽しむ宿」として旅館の一部を大きくリニューアル。また、ビートルズマニアとしての顔も持ち、エフエム佐賀で放送中の「レッツ!ビートルズ on Radio」やPodcast「嬉野談話室」のパーソナリティを務める。

・北野秀一 氏(きたの茶園三代目)

佐賀県嬉野町出身。きたの茶園三代目の茶農家。県立白石高校時代に、陸上競技(長距離)に打ち込み、駅伝都大路を目指すも、メンバー入り出来ず。高校卒業後に、静岡県の(元)国立野菜・茶業試験場で二年間学び、家業である茶農家の道に進む。きたの茶園は、1988年より化学肥料・農薬を使用せずに、自家製の微生物発酵肥料での有機栽培のお茶づくりをしている。有機栽培の緑茶、紅茶、ほうじ茶などを生産、小売業も行なっている。

お問い合わせ

嬉野市 広報・広聴課
info@city.ureshino.lg.jp


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